Feature

Jr.ボランティアClub

吉井中央公園では、Jr.ボランティアを募集しています。
主に公園のごみ拾いや草むしり、地域との交流活動、イベントの司会・運営などを行っていただきます。お客様として来園するのも楽しみ方の一つですが、スタッフと一緒に仕事をし、さらに深く公園に関わってみませんか。
興味がある方は、管理事務所までお問い合わせください。

イベント司会の様子
イベント運営の様子
草取りボランティア様子

吉井町の文化財 多胡碑

多胡碑は、和銅4(711)年に多胡郡(現在の吉井町と山名町を中心とする地域)が設置されたことを記念して建てられた石碑で、栃木県大田原市にある那須国造碑と宮城県多賀城市にある多賀城碑とともに日本三古碑と呼ばれています。また、同じ古代の多胡郡域にある山上碑(681年)と金井沢碑(726年)とあわせて上野三碑とも呼ばれています。

多胡碑は、吉井町南部で採れる牛伏砂岩を加工してつくられていて、笠石・碑身・台石から構成されています。碑文は6行にわたって80文字が楷書体で刻まれています。

碑文には、和銅4年3月9日に片岡郡・緑野郡・甘良郡から300戸を分割して、新たに多胡郡を設置したことが記されています。同様の記述が『続日本紀』にもみられます。

多胡郡の設置の背景については、当時の律令国家がすすめていた蝦夷政策との関わりや地域の勢力バランスの是正などが指摘されています。

多胡碑の保護の面では、明治15(1882)年に初代の群馬県令だった楫取素彦(かとりもとひこ)(吉田松陰の義弟)が内務省にかけあって木柵等の修理をおこなっています。さらに楫取は地元の有志に、寄付を募って多胡碑のある稲荷明神社周辺の土地を買収して整備するよう助言し、自らも寄付をおこないました。

こうした人々の努力によって、多胡碑が保護され、現在もその姿をみることができます。

国指定特別史跡 多胡碑

防災設備

吉井中央公園は災害時の避難場所として利用が可能です。上下水道が止まっても使えるトイレや避難時の拠点として活用できる休憩所、炊き出し用のかまどになるベンチ、防災倉庫などが設置してあります。

かまどベンチ

中に炊き出し用かまどが格納されています。災害時はベンチの座板を開けて取り出し利用できます。

防災東屋

災害時にテントをかけて救護施設などに使用することができる東屋です。

収納ベンチ、収納縁台

災害発生時のために救助道具や避難生活に必要なものを収納できます。座面をはね上げて、誰でも簡単に中身を取り出せます。

正門駐車場トイレ、遊具広場トイレ、野球場トイレ

男性用、女性用、多機能トイレを設置してあります。
多機能トイレは車椅子やベビーベッドやオストメイト(人工肛門、人工膀胱保有者)対応トイレを備え付けています。
24時間年中無休でご利用いただけます。
また、こちらのトイレは災害時に上下水道が止まっても使えるトイレです。